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結婚調査

男女の出会い

結婚というと、かつては見合いや出身地のつながり、同じ職場の同僚などが出会いのきっかけでした。
そういった従来の出会い方では、自分だけでなく周囲の人も相手の素性をよく知っている場合が多かったようです。
しかし、下のグラフのように、1960年代を境に見合い結婚と恋愛結婚の割合が逆転し、49.8%だった見合い結婚の割合は2015年には5.5%まで減少し、恋愛結婚の割合が9割近くを占めるようになりました

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出典:http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/gaiyou15html/NFS15G_html06.html

恋愛結婚でも近年は、インターネットの出会い系や婚活パーティなど、出会いの形が多様化しています。

下のグラフからもわかるように、マッチングサイトや婚活パーティを利用して結婚する人の数は年々増加しています。

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出典:http://bridal-souken.net/data/konkatsu/konkatsu2016_release.pdf

インターネットを使った婚活サービスには、「短期間に普段の生活圏外のさまざまな人たちと出会うことができるため、より結婚に結びつきやすい」「結婚相手の選択肢が広がる」といったメリットがあります。
しかし同時に、お互いの素性を十分に知らないまま結婚に至る人も増えているのが実情です。

もちろん、相手の人柄や性格などは、お付き合いをしている本人やご子息自身が自分の目で確かめて良い人だと思っているわけですが、それでも秘密にしている過去・あなたや娘さん・息子さんには見せていない一面があるかもしれません

実際に、探偵事務所には以下のような依頼・相談が寄せられています。

結婚調査の具体例

・彼に会社のことを聞いてもあまり詳しく教えてくれない。会社の人とも会ったことがないし、給与についても本当のことを話しているのか疑問だ。職業や給与について都合が悪くて隠していることがあるのではないか。

・出生や家族の話でつじつまが合わないことがある。

・実は本人や親戚に多額の借金があるのではないか。

・相手に他の異性の影がある。

・隠している結婚歴・離婚歴があるのではないか。離婚歴がある場合、子どもがいて養育費を支払っている可能性もある。

・他人に言えないような趣味や交友関係があるのではないか。

結婚後に借金・DV・浮気癖などが判明した場合、我慢して一緒に暮らし続けるか、離婚するかの選択を迫られます。

離婚する場合、相手が協議に応じてくれればいいですが、離婚調停になった場合には離婚に向けての法的手続きや慰謝料の請求など、精神的に大きな負担がのしかかります。

日本の離婚の実態

日本の離婚件数は1974年の113,622件から2014年には222,107件へと約2倍に増加しています。

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http://www.ipss.go.jp/syoushika/tohkei/Popular/P_Detail2016.asp?fname=T06-02.htm

 

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出典:http://www1.mhlw.go.jp/toukei/rikon_8/repo12.html

上のグラフを見ると、離婚理由として最も多いのが「性格の不一致」であり、次いで「(主に夫の)暴力」、「異性関係」、「生活費を渡さない」、「精神的虐待」、「浪費」、「家庭を顧みない」、「家族・親族と折り合いが悪い」、「酒を飲みすぎる」、「異常性格」となっています。

 

このうち、「暴力」「異性関係」「浪費」「酒を飲みすぎる」「異常性格」については結婚前に調査していればほぼ確実に判明していたことでしょう
結婚前にそういった相手の事情を知っていれば、結婚自体を見直すきっかけになったかもしれません。

結婚調査を行うメリット

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・「結婚しようね」と約束していた優しい彼。しかし、実は他の女性とも結婚して家庭を持っていた……!
・実はギャンブル狂だった彼。収入は高いけれど、蓋を開けてみると数千万の借金が。
・高学歴で一流企業に勤める真面目な彼。問題なんかあるわけないと思っていたが念のため調査。するとなんと、週2回はソープランドに通う大の風俗マニアであることが発覚。
・防衛大学病院の医者だと聞いていたのに、実際は警備員だったなんて……ショック!

結婚信用調査を行うメリットは、結婚相手が抱えるそうした問題を事前に知ることができるという点です。
結婚をやめるのか、それとも問題を承知したうえで結婚するのか、結婚前に判断ができるのです。

「本当にこの人でいいのかしら?」
「実は私に秘密にしていることがあるかもしれない。」
「娘が結婚して幸せになれるのか心配」
そんな不安はないでしょうか?

結婚は単に好きな者同士が一緒になるというだけでなく、相手の家族と親族になるという契約でもあります。
金銭面もかかわるそんな大事な結婚に、相手に対する不安を抱えたまま踏み切ってしまうというのは考えものです。

実際、相手に不審な点を感じて調査を行った結果、何かしら問題が見つかったという場合がほとんどだといいます。

例えば、結婚相手に他に付き合っている女性がいたというケースはよくあり、ひどい場合は、すでに結婚して家庭を持っていた(多重婚だった)ということもあるのです。

相手の以前の住所の場所を調べてみると、そこは刑務所。調べたら相手には殺人の前科があったことが判明、なんてことも。

重大な病気を患っていることを隠していた、多額の借金があったなどもドラマなどではよくあるパターンですよね。

結婚調査の平均的な費用は20万円からと安くはありません。
ですが、「一生ものの買い物」といってもいいような重大イベントですから、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することを考えれば、決して高くはないといえるでしょう。